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倉敷から夢、発信「倉敷人」シリーズ27 高尾 利枝

For you with Kurashiki

想いを込めた花で飾る、おもてなしの空間演出

作品

ブライダルやジュエリー・呉服屋の催事など、デコレーターとして花をメインにしたさまざまな空間演出を手がける高尾利枝さん。自ら花瓶や什器を持ち込み、花だけでなく床から天井に至るまで、依頼者の希望にあわせた会場装飾を心がけている。 「お花には綺麗という見た目の魅力もありますが、人の心に直接、感動や癒しを与えるパワーがあると感じています。おもてなしの心を大切に、会場に来て下さった方へその感動を届けたいと思います」と語る高尾さん。 幼少時から花のある暮らしが身近だった彼女は、18歳の時に出会った生け花・草月流がきっかけで花を生けることの楽しさ・奥深さを知り、いまの道を歩み始めたそうだ。 当初は花束やフラワーアレジメントが中心だったが、アーティスト活動21年目の現在ではデコレーターとして地元児島のみならず全国でも活動の幅を広げている。

外観

  

とはいえまだまだデコレーターという仕事は世間には浸透しておらず、花瓶にお花を生けるだけというイメージをもたれる方も多い。道のりはすこし寂しいが「いまの仕事が大好きなんです」と明るく答えてくれた高尾さん。 「お花を生ける時には相手の方が喜ぶ姿を想像しながら、ワクワクして取り組んでいます。 お花を贈る人・受け取る人の気持ちを大切に、お互いが一緒になって『素敵だね』と感動し合える作品をこれからも手がけていきたいです」と語る彼女の言葉に仕事への真っすぐな愛情を感じた。 温かい想いを込めた花で創り出す空間演出は、これからもきっと多くの人の心に感動の花を咲かせるだろう。

History

作品
  • 高尾 利枝
    (デコレータ)
  • 18歳の時に出会った生け花・草月流がきっかけで花を生けることの楽しさ・奥深さを知って、平成11年に花屋Fioreを立ち上げる。
  • フラワーアレジメントのみならず、空間フラワーディスプレイ、ブライダルフラワーのプロデュースなども手がけ、2012年春よりフラワーアーティストとしてスタートした。

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