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笑顔で子育てQ&A 倉敷市保健所 保健課 感染症係

 

今年、5年ぶりの大流行となっている風しん。妊婦が罹患すると胎児に影響の出る恐れがあることから、無関心ではいられませんね。今回は風しんの予防について、倉敷市保健所保健課で教えてもらいました。

 

子どもの風しん予防について教えてください。

風しんは麻しんより比較的症状が軽いことが多いのですが、まれに合併症を引き起こすことがあります。予防のためには、MR(麻しん風しん混合)ワクチンを定期接種の時期に接種しておきましょう。定期接種の時期を過ぎると有料になってしまうので、時期を逃さないことが大切です。予防接種を受ける際は、おやこ健康手帳、予防接種シールを医療機関へ持参してください。医療機関によっては、病気の診療時間とは別に予防接種の時間を設けているので、事前に連絡をしてから受診しましょう。

 

 「先天性風しん症候群」とはどんなものですか?

妊娠20週ごろまで、特に妊娠初期の女性が風しんにかかった場合、胎児が風しんウイルスに感染して、難聴や白内障、心疾患、精神や体の発達の遅れなど、赤ちゃんに障がいを残すことがあります*。そのため、妊娠を希望する女性やその同居家族、現在妊娠している女性の同居家族などは特に、抗体検査を受けて抗体があるかどうかの確認や、予防接種の検討をおすすめしています。それ以外の方でも、大人がかかると症状が重い場合が多いので、自分の予防接種歴や抗体について確認しておくとよいでしょう。

※先天性風しん症候群で、上記すべての障がいが起こるわけではありません。

 

 

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 (情報提供)倉敷市保健所 健康づくり課 倉敷保健推進室
 
 
ドンブラっこ2018年冬号 より転載

 

 

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