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春の漢方養生のお話

梅の香が漂ってくると、春の息吹を感じますね。

春は、自然界の陽気の上昇に従って体内の陽気の生長が促される季節です。春を元気に過ごすために、肝の機能を伸びやかにしておきましょう。

 

 

春の養生ポイント

早起きして、散歩体操をすることを心がける

・気血を補い、免疫力をアップさせる

肝(蔵血・解毒・自律神経のバランス)を健やかに保つ

 

春には、肝のケアが必要

 肝は、春の養生に深く関係します。植物の新芽が出て枝がのびのびと成長する姿は、自律神経のバランスを調節して体内の気の巡りをのびやかにさせる肝の働きと相通じるからです。

 

                  ※

【疏肝理気(そかんりき)

 ・益気養血(えっきようけつ)】食材がおすすめ

            ※肝の機能をのびのびとさせ、気のめぐりを良くすること。

春菊三つ葉、にら、みょうが、しそなどの香りのあるもの

しょうがねぎ、玉葱、にんにくなどの辛味野菜

ほうれん草菜の花、にんじん、えのき、しいたけなど

ハマグリ帆立貝牡蠣(かき)、シジミ、ニシン、サワラなどの魚介類

たらの芽ふきのとううど、ぜんまい、たけのこなどの山菜

いちごオレンジ、はっさく、枸杞の実、菊花など

 

朝の時間帯は1年でいうと春の季節に相当します。

朝食を抜いたり、冷たいものばかり摂ったりすると、

体内の陽気の上昇を妨げ、

めまい、だるさ、低体温を招く原因になります。

朝は温かいもの消化しやすいものを摂取するように心がけて、

元気に一日のスタートを切りましょう。

 

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