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ご存知ですか?「千の風になって」

 大ヒット曲「千の風になって」は皆さん歌詞をよくご存知だと思います。とくに「私のお墓の前で泣かないでください。そこには私はいません」というフレーズがあり、一見、お墓はいらない歌にとらえられますが、訳詞作曲した新井さんの話によりますと、「お墓は死者の『現住所』であり、死者と会える『面会所』だと考えている。死者は普段、狭苦しいお墓の中にずっといるわけでなくて、『千の風』に歌われているように風や星、雪や光などさまざまな形を変えて、世界中を気持ちよく飛び回っているのである。しかし、生者がお墓に面会に来た時には、瞬時にお墓に戻ってくることも可能だ。だから、お墓参りをすれば、死者と対面ができる。対面が終わって参拝者が墓所から去れば、またどこかに飛んで行ってしまうのではなかろうか。」と言われています。皆さんも、お盆には、お墓参りをして死者と語り合ってみてはいかがでしょうか。