天台宗・真言宗はお線香を3本(身・口・意、または仏・法・僧に)、
禅宗(曹洞宗・臨済宗など)はお線香を1本または2本(戒律・禅定を誓って)、
浄土真宗(大谷派・西本願寺派)はお線香1本をそれぞれ折って横にします。
ただし、決まりのない宗派もあります。もし「正しいやり方で」という人は、菩提寺のお坊さんに尋ねるとよいでしょう。
お墓参りでは普通、一束のままか半分に分けていますが、それで構いません。
供養する心が大切なのですから、あまり形式にこだわる必要はありません。
なお、お線香は完全に燃やしておくのがマナーです。
ちなみにお線香には、「異臭を消して空気を清浄にし」「眠気を覚まし(座禅のときなど)」「時間を計る(座禅のときなど)」の効用があります。
インドでは「死後は香を食べる」と信じられていました。
線香や抹香は、水とともに亡き人への食べ物として大切な供物なのです。
今年の秋のお彼岸は、9/19(月)~9/25(日)です。
家族みんなでお墓参りに行って、個人や先祖をご供養してあげましょう。
山中石材
電話番号086-446-5433