最近、夫婦墓を建立するより先祖墓にして、代々のお骨を一つのお墓に納骨することが多くなりました。市営霊園でも基本的に一墓所一墓石(五輪塔を除く)となっていますので、先祖墓にされる方が大半です。墓石の側面に代々の戒名や没年月日、行年、俗名等を彫込することも可能ですが、スペースが限られるため、墓誌を付けることが一般的です。墓誌は、別名戒名板とか霊標とか法名碑とか法名板と言ったりもします。
お墓の左右どちらかに墓誌を立てますが、どちらでないといけないという決まりはありません。
また、板の形状の墓誌だけでなく、個人用や夫婦用の石柱を何本か台石に乗せたり、屋根をつけた墓誌もあります。