こどものけんこうそうだんしつ ばい どんぶらっこ

子どもの健康相談室 by ドンブラっこ

すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、歯科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪

子どもの歯医者嫌いを取り除こう!

"歯医者が苦手な子ども"にならないためには?

この時期ならでは、という訳ではありませんが、幼少期から虫歯にならないように気を付けましょう。虫歯になってから慌てて歯科医院に駆け込むのでは遅いのです。大人がしっかりと歯磨きを教えてあげることが大切です。

初めて歯のトラブルが起きた時、保護者に無理やり知らない場所に連れて行かれ、知らない人に口の中をいじられるというのは、子どもにとっては恐怖でしかありません。それがつまり、「歯医者さん=怖い場所」という認識を持つ原因になるのです。もし次にトラブルが発生しても、怖くて行きたくないからと異常を我慢し、症状が余計酷くなることもあります。

そのような事態を防ぐためにも、日頃から定期的に歯医者を訪れ、子どもが慣れ親しむ状況を作ることが大切です。虫歯の有無だけでなく、子ども一人ひとりの歯が健康に発育しているかどうかをチェックするためにも、歯科検診は定期的に行った方が良いでしょう。

歯科医院に行きたくなる、楽しいイベントが多数。

当医院は、子育てを積極的に応援する「おかやま子育て応援宣言企業」として、子育て世代が気兼ねなく来院できるような取り組みも行っています。

例えば、子どもの健康と虫歯ゼロを願って10年ほど前から「ピカッ子クラブ」という会員制クラブを設立したり、子どもが来院したくなるように、ハロウィンやクリスマスなどさまざまなイベントも開催したりしています。

もちろん、ママが治療に専念できるよう、週2回、子どもを預かる託児サービスも行っています。親子揃って歯の健康を意識し、維持してもらうための環境づくりを心掛けています。

開業以来、子どものくつろぎ空間として親しまれているキッズスペース

宇治郷 好彦先生

1987年岡山大学歯学部卒業。趣味は旅行や食べ歩き。モットーは「一生勉強、一生青春」。

DATA

倉敷の歯科 うじごう歯科医院

倉敷市中庄414

TEL.086-463-6500

[診]9:00~12:30、14:00~18:30、

土曜9:00~12:30、14:00~17:00

[休]日曜、祝日

[P]6台(第2駐車場あり)

ドンブラっこ 2016年冬号(vol.4)より転載

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羽島こども診療所

すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、小児科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪

病気の多い秋こそ。予防が重要!

これからの季節に注意すべき病気は?

食中毒やインフルエンザ感染症、アレルギー疾患などです。一般的に食中毒は夏に多いと思われていますが、実は最も多く発生するのは9月。O-157を代表とする大腸菌などの細菌性感染が原因です。調理器具を煮沸消毒したり、食べ物はしっかり加熱処理を行ったりと、菌を寄せ付けにくくしましょう。

また、アレルギー疾患にも要注意。もともと気道過敏性のある気管支喘息の人は、台風による気圧の変化で喘息発作を誘発する傾向があります。1週間以上、とりわけ夜間を中心に咳が続く場合は、喘息発作の可能性もあるので注意してください。

一方、インフルエンザ感染症もこれからの季節に気を付けたいところ。もし発症しても症状が重くならないように、家族全員で予防接種を行っても良いでしょう。特に乳幼児が感染すると重症化する恐れが高いので、生後6ヶ月以上の子どもはなるべく予防接種することをおすすめします。

現代家族のニーズに応えた病児保育所。

2000年から病児保育所を併設し、働くママたちのサポートを行っています。預かる前には必ず診察をし、定点カメラを設置して異変がないか定期的に確認をしたり、名前を間違わないように子どもの体の前後に名札を付けて薬の飲み間違いを防止したりと、安全面には気を付けています。 

子どもが病気になっても仕事を休めないという家族はここ何年かで増えてきました。当院では、そういった家庭の事情をなるべく汲み取りながら、子どもを預かっています。もし、子どもが病気だけど看られない時には、まずは電話で相談してください。きっと、ママの力になれると思いますよ。

柔らかい日差しが射し込む、病院の2階にある病児保育所

槙 明子先生

1985年川崎医科大学医学部医学科を卒業後、同年5月に同学部小児科に入局。その後、1998年10月に現診療所を開業し、2000年より病児保育所をスタートさせた。開業以来、地域の人に寄り添った診療を心掛けている。

DATA

羽島こども診療所

倉敷市羽島199-1

TEL.086-424-3937

[診]9:00~11:45、16:00~17:45

[休]日曜、祝日 

[P]20台

ドンブラっこ 2016年冬号(vol.4)より転載

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歯科にしきどクリニック

すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、歯科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪

しっかり歯を磨いて、お口の健康を守ろう。

家庭での正しい歯磨きでお口の病気を予防!

夏休みなどの長期休みは子どもの生活リズムが崩れ、お口にも悪影響を与えます。特に、時間を決めずにダラダラと食べ物を食べている子どもの口内環境は悪く、虫歯などのリスクが高くなります。

そこで、秋は乱れた生活リズムを見直し、口内環境を整えていきましょう。お家での歯磨きはもちろん、普段から定期的に歯科検診やクリーニングを行い、虫歯などのリスクを減らしていきましょう。歯科医院では歯磨きの指導も行っているので、しっかり学んで実践し、お口の健康を保っていきましょう。

キッズコーナーやおむつ交換台付のトイレもある、ママに嬉しい設備

小さな子どもを持つママへの配慮が随所に。

当医院は院内を全てバリアフリー化し、ベビーカーや車いすを利用していてもそのまま診察室に入室できるように広く設計しています。ベビーカーや車いす利用者の中には、段差や空間の問題からなかなか歯科医院を受診できない人もいます。そういう人を少しでも減らしたいと思い、設備にもこだわりました。

子どもへの治療は、一人の患者さんとしての信頼関係を大切にしています。例えば、不安が強い子どもの場合はすぐに治療に入らず、歯科医院に慣れることから始め、子どもが安心した状態になった時に治療に入るように心掛けています。お口のトラブルを未然に防ぐためにも、子どもが歯科医院を嫌がるきっかけを作らないように気を付けています。

診察台の横にはベビーカーや車いすを置けるスペースを確保

西木戸 博史先生

鹿児島大学歯学部卒。岡山大学口腔外科で研修。10年の勤務医を経て昨年5月開業。

DATA

歯科にしきどクリニック

倉敷市吉岡224-4

TEL.086-486-5556

[診]9:00~13:00、15:00~19:00

[休]水・日曜、祝日 [P]7台

[備]祝日のある週の水曜は診療

   予約優先

ドンブラっこ 2016年秋号(vol.3)より転載

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医療法人恵和会 田嶋内科

すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、内科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪

 

暑くなるこれからの季節は、脱水症状や感染症に注意!

夏に用心したい病状は脱水です。子どもの体内水分率は大人より多いですが、その分、脱水もしやすくなっています。こまめに水分を与えるようにしましょう。子どもは自分でなかなかSOSを発信しません。重症にならないように、身近な大人がちゃんと気づいてあげましょう。

また、ここ何年かは酷暑が続いていますが、冷房を付ける際に注意したいことがあります。それは、喉の乾燥。冷房を付けると窓を締めきってしまうため、空気中のウイルスも部屋の中に蔓延してしまいます。ウイルスを吸い込むと喉にウイルスが付き、その結果、ヘルパンギーナや手足口病、プール熱、溶連菌感染症といった様々な病気になる可能性も。どの病状も喉の痛みや高熱が出るので、早めに医療機関を受診しましょう。この4つの感染症には「手洗いうがい」が有効です。普段から習慣付けることで、しっかり病気を予防してください。

 

地元密着型の医療機関を目指す田嶋内科では、働くパパ・ママを応援する「病児保育」にも積極的に取り組んでいます。子どもの病気の変化にも気づけるように、保育士や看護師が常駐しています。家の急用や冠婚葬祭でも利用でき、年間述べ1700名が利用しています(昨年実績)。「子育てに不安があるけど誰も頼れない!」という場合にも、病児保育施設はパパ・ママを応援しています。溜め込まず、ゆとりを持って子育てを楽しんでください。

田嶋 憲一先生

安心して預けられる雰囲気の病児保育室

 

DATA

医療法人 恵和会 田嶋内科

倉敷市柳田町862

TEL.086-474-3310

[診]8:00~12:30、13:15~20:00

[休]日曜

[P]50台

[備]祝日は診察日

ドンブラっこ 2016年夏号(vol.2)より転載

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川西歯科医院

すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、歯科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪

 

子どものむし歯予防は、生まれる前から!

子どもの乳歯は母親の胎内で、永久歯は生まれた瞬間から作られるので、赤ちゃんが生まれる前、子どもが胎内にいる時から予防していきましょう。

まずは母親のプラークコントロール。出産3ヵ月前からキシリトールガムを噛むことで母親のむし歯菌の性質を変えられ、生まれてきた子どものむし歯菌に感染する時期を遅らせることが可能です。

出産後は、母子共にバランスの良い食事を心掛けてください。乳歯がボロボロだと噛み合わせや顎の成長に影響するので、しっかり健康な歯を保ちましょう。

 

当院では発達障害を持つ子どもの歯科治療も行っています。家族と連携を取り、歯科医院で「やること」を描いた絵カードを利用しながら、子どもが安心して治療を受けられるように取り組んでいます。

やることが描かれた絵カード

川西歯科医院の皆さん

DATA

川西歯科医院

倉敷市新倉敷駅前2-13

TEL.086-522-5716

[診]9:00~12:00、15:00~19:00、

   木・土曜9:00~13:00

[休]木・土曜午後、日曜・祝日

[P]10台

ドンブラっこ 2016年夏号(vol.2)より転載