前回の「お墓って・・・」の続きです。
お墓って何のか。
お墓って要らないんじゃないか。
現代はお墓について考えるより、
生活・仕事等々他に考えなければならないことが溢れています。
実際、石屋の私達も自分達を取り巻く環境のことで精一杯です。
なので、とてもお世話になっているお寺のご住職に来て頂き、
「お墓」についてお話を聞いて、
改めて考えてみることにしました。
お墓の起源は、遥か昔、
ネアンデルタール人が作ったモノらしいです。
と言っても今のような形態ではなく、
洞窟に遺体を埋葬していたようです。
埋葬の際、亡くなった方の遺体が自然の厳しさにさらされることがないよう
洞窟に埋葬し、一緒に草花や石器を埋葬していたそうです。
「死者のことを想って手厚く埋葬する」
この想いは、今も遥か昔も時を超えて同じなんですね。