鬼を追い出して、福を招き入れる！！
～節分の日！恵方巻特集2023～

節分とは、季節を分けるという意味があります。
元々は、4回節分（立春・立夏・立秋・立冬）があったそうです。
江戸時代から立春が一年の始まりとして考えられていた為、立春の前日のみになりました。

節分の日に欠かせないのが恵方巻ですよね。
恵方（その年の縁起のいい方向）に向かい、願い事をしながら黙って食べると願い事が叶うとされています。
他にも、福を巻き込んで縁を切らない様にするという意味もあるそうです。

2023年の恵方は、『南南東のやや南』です！！

≪恵方巻よもやま話≫

そもそも、恵方巻はどこから始まったのでしょうか？
関西が起源だとされています。
江戸時代～明治時代にかけて大阪の花街で商売繁盛を祈りながら恵方巻を食べていたのが始まりだとされています。
この時代は、『丸かぶり寿司』や『太巻き寿司』と呼ばれていました。

恵方巻は、七福神にちなんで７つの具を入れて巻くのが基本です。
【かんぴょう（長寿）・しいたけ煮（守護）・伊達巻や卵焼き（金運）・うなぎやあなご（出世や長寿）・桜でんぶ（縁起）・海老（健康長寿）・きゅうり（9つの利）】

では、いつ頃から日本各地に広まったのでしょうか？
1989年頃に大手コンビニエンスチェーンが、広島県で『恵方巻』という名で太巻きを売り出したことがきっかけとなり、その後1998年に全国展開されたことにより、一気に日本全国に広がりました。
近年では、コロナ禍による巣ごもり需要もあり、恵方巻市場全体は拡大傾向にあります。

◇2023年、恵方巻のトレンドは？？◇

現在、コロナ禍の反動で原油や原材料の需要が世界的に拡大した上に、ロシアによるウクライナ侵攻で、資源やエネルギー、食料品も高騰しています。
さらに急速な円安によって輸入品価格も上昇したため、物価が急激に高騰しており、家庭での節約志向が高まっています。
ですがその反面、欲しいものにはある程度の支出を惜しまないという傾向にもあります。
この『節約とプチ贅沢の二極化』を恵方巻のトレンドに反映させてお手頃な価格の恵方巻ばかりではなく、高級寿司店や高級料亭とコラボした恵方巻、伊勢海老や神戸牛など高級食材を使った恵方巻と言った、高価格帯の恵方巻が充実してきました。
中でも売れ筋商品としては、海鮮を贅沢に使った恵方巻やカロリーや栄養など健康を考え、野菜や雑穀米を使用したヘルシーな恵方巻が大人気です。

◆銀座久兵衛、柿安監修の恵方巻（セブンイレブン・要予約）◆
※写真は、イメージです。

◆“贅を楽しむ”憧れ食材「神戸牛」「伊勢海老」を使用した贅沢太巻（イオン・要予約）◆

※写真は、イメージです。

今でこそ、一年の大切な行事として定着している恵方巻ですが、一方で売れ残った恵方巻は大量に廃棄処分にされると言う「負の遺産」を抱えてきたのも事実です。
SDGsが叫ばれる現在、恵方巻の食品ロスを出来る限り減らすために、予約のみや予約制併用で販売しているお店が一般的になってきました。
この節分はぜひ、食品ロスを減らすためにも事前に予約して購入することをオススメします！！

★倉敷でオススメの恵方巻もご紹介いたします。★
■天満屋の恵方巻■※当日販売あり
一般的な恵方巻はもちろん、卵で巻いた恵方巻や海鮮巻があります。
卵で巻いた恵方巻は、洋風でアボカド・クリームチーズを使っています。

※写真は、イメージです。

■万太郎寿し■※要予約
丸かじり寿司や名物の横綱巻などがあります。
昔ながらの恵方巻で、横綱巻はボリュームがあるので少食の方は丸かじり寿司や上巻きがオススメです。

※写真は、イメージです。

■おかずの店　鶴形/阿知の里■※当日販売あり
田舎巻やサラダ巻きがあります。
田舎巻は、ごぼうや人参、山菜などどこか懐かしさを感じる巻き寿司です。

※写真は、イメージです。

#恵方巻 #倉敷 #節分 #太巻き寿司