とある和食店でお刺身が出た。隣の男性は、醤油の中にワサビをたっぷりいれてかき混ぜ、それをなみなみにつけて食べ、「クゥーーーーーーーー」とわさびの味覚に酔いしれている。目の前の女性は、ワサビと醤油を別々につけて食べ、舌でしょうゆ、鼻でワサビの香りを楽しんでいる。また、その隣の女性はつけあわせの紫蘇（しそ）をぐるぐると巻いて口にしている。その光景を見て、「人間の食べ方はさまざまだな」と、ふと思った。こんなただ8席ほどの空間のなかでそんないろいろな食べ方があるなら、日本全国で考えればもっと無限に広がる食べ方があるに違いないと、飲食店の掘りごたつ席でふと思った。そんな壮大なことを思いながら、ジミ～～～～に始まったコンパだったんですが・・・ｗ

そんなお食事会も中盤に差し掛かり、話題はホルモンうどんに。今や岡山では知らない人はいないほど有名なホルモンうどん。津山のご当地グルメとして、その勢いはいまや飛ぶ鳥を落とす勢いである。「おいしいよね～」「まだ１回しか食べたことない・・・。」「津山に行って食べたい！」などお酒の席でも盛り上がる。しまいにはお店の人に注文する奴までいた（なかったけどｗ）そんななか、ある男性がおもむろに、「俺、津山まで行って食べたことあるよ。」と言い出した。その食事会では、ほとんどのひとがホルモンうどんを食べたことがあるが、実際にホルモンうどんをご当地津山まで食べに言った人は彼だけだった。もうここからは彼の独壇場。お店は津山駅からあーいってこーいって、そしたら普通におばちゃんがやってるような鉄板焼き屋があって・・・ホルモンうどんだけじゃなくてホルモン飯ってのもあるんだよ、など事細かに津山のホルモン事情を教えてもらった。

ホルモンうどんの魅力といえば、やっぱりあのホルモンのプリプリとした弾力と、甘辛い濃厚なソース。プリプリのホルモンは口に運ぶと溶けるような柔らかさ、そんなホルモンうどんに出会えたらもぅなんともいえないだろう。そしてあの甘辛い濃厚なソース。あのソースには何がはいってるんだろう。インターネットがあるからネットで調べれば、あっというまにわかっちゃうと思うけど、こういうのは調べるのはなんか野暮な気がしているので調べてない。たぶん味噌ははいってるだろうなぁ・・・。あとキャベツが柔らかくほんのり甘いのも最高ですね。そうやってホルモンうどんを想いながらこの原稿を書いていてふと想った。

「いちばんおいしいホルモンうどんがたべたい。」

と、早速インターネットで調べていってみようとおもう作者である。

＞【見てから食え！】まとめトピックへ