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倉敷から夢、発信「倉敷人」シリーズ19 原在加

For you with Kurashiki

新しいモノづくりへの探求で生み出される、やさしい温もりの陶芸作品

白化粧茶碗

可愛らしい動物たちをモチーフにした器や置物、一輪挿しなどの陶芸作品を手がけている原在加さん。倉敷芸術科学大学専門学校 陶芸ガラス創作学科を卒業後、アパレル企業に勤めていたが、「もっと自分らしく生きるために、時間を使っていきたい」と一念発起し、5年ほど前から自分が好きだった陶芸の道を歩み始めた。陶芸だからこそ惹きだせる土の温かみをどこか感じさせるような、ナチュラル感が溢れる作品を手がけている。そんな原さんのブームは鹿やヌートリア。工房には可愛らしい動物達の作品が至る所で顔を覗かせており、キリっとしていたり笑っていたりと、一つひとつ表情が異なっているのが面白い。

工房

  

「作家はモノを作り続けることが大切だと教えてくれた学生時代の恩師の言葉を胸に、いまもモノ作りを続けています」と語る原さんは岡山市内の陶芸教室で子供や大人相手に教えたりもしている。参加者と一緒に毎回自由なモノづくりに挑戦しているそうだ。伝統にとらわれずに人と触れ合いながら楽しく作るこの時間は、原さんの制作活動にとってモノづくりの楽しさを再認識出来る、大切な時間ではないだろうか。「まだまだ作風は模索中なので、将来は私の作品を手にとり、お気に入りの一枚に仲間入りしてもらえることが増えますよう、頑張ります。」と彼女は意気込みを教えてくれた。陶芸作品が最後窯から出てくるまで焼き上がりの様子がわからないように、原さんの広い視野で自分らしい作品づくりに挑戦するスタイルがどのような芽を出すのか、若手作家のこれからが楽しみだ。

History

鹿三彩釉大皿と三彩豆皿
  • 原 在加(陶芸家)
  • 1987年生まれ、東京生まれ岡山育ち。
  • 母親がアトリエを開いていることもあり、小さいころからモノ作りを身近に感じていた。
  • 倉敷芸術科学大学専門学校 陶芸ガラス創作学科を卒業後、陶芸家として活動。
  • 鹿やヌートリアなど可愛らしい動物達をモチーフにした器から置物、一輪挿しなど、陶芸だからこそ惹きだせる土の温かみをどこか感じさせるような、ナチュラル感が溢れる作品を手がけている。
  • 2018年2月2日から3月31日には、倉敷美観地区のギャラリー&セレクトショップ「WHITE OWL」にて販売展を開催する。

問合せ / 原 在加
instagram : @aaarrika
mail:aripottery@yahoo.co.jp

【販売店舗】
みうち雑貨店
倉敷市本町5-12
https://www.facebook.com/みうち雑貨店-774500582679016/


krAck
総社市総社3-1-19
https://www.krackpottery.com/


本と手しごとの店
岡山市北区奉還町2-9-3
https://www.hahudo.com/


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