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倉敷から夢、発信「倉敷人」シリーズ15 白神典大

For you with Kurashiki

唯一無二のガラスが創り出す透明な世界の魅力を、磨き続けた独創性と職人技で惹きだす。

プラント

まだまだ寒さの続く初春の折。倉敷市水島でガラス作家として活動する白神典大さんのガラス工房GlassTenStudioを訪ねた。「もともとモノづくりが好きだった」と語る白神さんは、ガラスが創り出す透明な世界に惹かれ、倉敷芸術科学大学工芸学科(現デザイン芸術学科)ガラス工芸コースでその腕を磨き、2003年にGlassTenStudioを築炉した。 自宅の農機小屋を改築してオープンしたという工房では、1200度の高温窯が絶えることなく燃え続け、壁の棚には彩り豊かなガラス作品が隅々まで並んでいる。作品には、色とりどりの模様が描かれたものや小さい気泡が星のように散りばめられているものもあり、ガラスの素材を活かした白神さんの溢れる独創性と磨かれ続けた職人技を物語っている。

こもれびシリーズ

【こもれびシリーズ】
ガラスを溶かす工程と同時に色をつけることで、色鮮やかなこもれび模様が浮かび上がる。

「工程の中でも、ガラスが溶ける瞬間はまさに勝負の世界。動作のタイミングを見極めるのが難しい という白神さん。作品を手がける時間はモノにもよるが短いもので6~10分。しかし、「溶かす」「気泡を入れる」「冷やす」「形を整える」「色をつける」といった工程はどれも繊細で、形が歪んだり割れたりする原因にもなるので短時間でも気が抜けない。

そうした瞬間の世界での挑戦から生まれる作品は、今では全国各地のクラフト展や企画展に出展されている。また、自身が感じているガラスの魅力を多くの人に届けるために、工房では体験教室も開いているそうだ。「仕事としての作品づくりだけでなく、職人としての自由な作品づくりも大切にしたい」と意気込みを語る白神さん。時折見せる力強い眼差しに、色褪せないモノづくりへの情熱と探求心を感じた。

History

GlassTenStudio
  • 倉敷市水島出身。
  • 「毎日の暮らしの中で楽しく使っていただけるような器作り」という想いのもと、
    コップやお皿、一輪挿し、照明など吹きガラスを中心としたテーブルウェアが制作されている。
  • 工房GlassTenStudioでは吹きガラスの体験講座も受けられる。
  • 教室やワークショップなどを通じて子供から大人まで手作りの楽しさを伝える。
  • 体験・見学等の問合せ/GlassTenStudio
  • 倉敷市松江1-3-15 Tel.090-1356-1688

GlassTenStudio
倉敷市松江1-3-5
Tel.090-1356-1688
営業時間10:00~18:00
不定休
Pあり
体験・講座は要予約です。興味がある方、見学などもお気軽にどうぞ。

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