• お知らせ

子どもが安心できる親子関係を 〜小谷かなりや保育園/小規模保育園・倉敷市の私立保育園

子育て時についうっかりしてしまうことや、やっておけば良かった、と後悔してしまうこともあると思います。そうならないためにも、子どもをよく見ている先生にお話を聞きました。

 

しておきたいこと

子どもが安心できる親子関係を築き、豊かな心を育てましょう。

 子どもがママに話しかけた時、家事をしながら話を聞く″ながら聞き〟をしてしまいがちですが、それでは子どもが「自分の話を聞いてくれない」と寂しい気持ちを抱いてしまいます。豊かな心を育むためには、親子が良好な信頼関係を築くことが大切です。何かにチャレンジする時、不安な時、いつでも温かく見守ってくれる人がいるだけで、子どもは安心してものごとに取り組み、頑張ることができます。子どもの成長のためには、「まずは子どもの話を聞いてあげること」を心掛けてください。

 

してはいけないこと

子ども本来の生活リズムを壊さないようにしましょう!

 最近、大人と一緒に夜更かしをする子どもが増えています。日中たくさん動き、体や脳に疲労が蓄積した子どもには睡眠が不可欠です。睡眠不足では疲労が回復せず、免疫力が低下するからです。夜になったら寝て、お日さまが昇ったら目が覚めるのが子どもの自然な姿。規則正しい生活は、健やかな成長に欠かせません。また、過度な除菌や殺菌にも注意しましょう。無菌状態の中では抵抗力は身に付きません。手洗いをしっかりすれば、泥んこ遊びや動物との触れあいも免疫力アップにオススメです。

 

 

保育園での取り組み

 小谷かなりや保育園では、30年前から音楽教育に取り組んでいます。専門の講師から毎月1回、指導を受けています。この教育の狙いは、子どもが自分で意識して体を動かす機会を増やすため。そして、記憶力や集団の中での自分の役割、協調性を学ぶためでもあります。まずは人の話を聞く姿勢から整えていき、先生への返事やあいさつなどをしっかり身に付けることから始めます。練習の成果を披露する発表会もあり、保護者の方はそこで我が子の成長を実感することができるでしょう。みんなで一つの目標に向かって取り組み、成し遂げることで、子どもの自信にも繋がります。

 また、子育てと仕事を両立させる家庭へのサポートを強化する目的で、2015年4月に小規模保育園を開園。こちらは、生後2ヵ月~2歳までが利用しています。どちらの保育園でも食育を大事にし、小規模保育園でも給食のアレルギー対応が可能です。食物アレルギーを持つ子どもには、食事が命に関わる場合もあります。本園では衛生管理を徹底しているので安心してください。

 子どもだけでなく、保護者の方も、良かったことや失敗を通して成長できるのが子育ての良いところです。色々な経験から吸収し、子どもの健やかな成長を見守っていきましょう。

 

 

ドンブラっこ2016年夏号 より転載

 

<おしえて、子どもの心の育て方〜倉敷市私立保育園の先生からアドバイス一覧>