すくすくと育つ子どもの健康は何かと気になるもの。ここでは、今の季節に気になる病気や症状について、内科の先生が詳しくアドバイスをしてくれます! しっかりチェックして子育てに役立ててくださいね♪
暑くなるこれからの季節は、脱水症状や感染症に注意!
夏に用心したい病状は脱水です。子どもの体内水分率は大人より多いですが、その分、脱水もしやすくなっています。こまめに水分を与えるようにしましょう。子どもは自分でなかなかSOSを発信しません。重症にならないように、身近な大人がちゃんと気づいてあげましょう。
また、ここ何年かは酷暑が続いていますが、冷房を付ける際に注意したいことがあります。それは、喉の乾燥。冷房を付けると窓を締めきってしまうため、空気中のウイルスも部屋の中に蔓延してしまいます。ウイルスを吸い込むと喉にウイルスが付き、その結果、ヘルパンギーナや手足口病、プール熱、溶連菌感染症といった様々な病気になる可能性も。どの病状も喉の痛みや高熱が出るので、早めに医療機関を受診しましょう。この4つの感染症には「手洗いうがい」が有効です。普段から習慣付けることで、しっかり病気を予防してください。
地元密着型の医療機関を目指す田嶋内科では、働くパパ・ママを応援する「病児保育」にも積極的に取り組んでいます。子どもの病気の変化にも気づけるように、保育士や看護師が常駐しています。家の急用や冠婚葬祭でも利用でき、年間述べ1700名が利用しています(昨年実績)。「子育てに不安があるけど誰も頼れない!」という場合にも、病児保育施設はパパ・ママを応援しています。溜め込まず、ゆとりを持って子育てを楽しんでください。
田嶋 憲一先生
安心して預けられる雰囲気の病児保育室
DATA
医療法人 恵和会 田嶋内科
倉敷市柳田町862
TEL.086-474-3310
[診]8:00~12:30、13:15~20:00
[休]日曜
[P]50台
[備]祝日は診察日
ドンブラっこ 2016年夏号(vol.2)より転載